公募による市民参加 Elmミュージカリー第2弾 ぶんぶく茶釜/團伊玖磨 海上の道

高崎市民文化祭参加・高崎児童文化スポーツ連合会子どもフェスティバル参加

2002年12月23日(月)18:00 高崎市文化会館


● ご報告

 出演者、関係者の感想です(順不同、敬称略です)。

ぶんぶく茶釜に出演して
 ぶんぶく茶釜は成功裡に終わった。 ところが私にとっては肝を冷やすような事もあった。 本番直前のリハーサルで刻々と迫る緊張の高まりを感じながら、狸たちの真剣なやりとりを舞台の奥で椅子に座って眺めていた。 静かに後ろの壁に背をもたれたそのとき、ぐらっとして舞台が動いて体の重心を失い天井がゆらいだ。 もう駄目だと観念した。 気が遠くなりそうになった。 何たる事だと必死に椅子につかまりあせっていた。 様子がおかしいと思って杉山さんが肩を支えてくれた。 「どうしました」 「いや、この壁が動いたように思ってめまいが・・・」 「この壁は吊してあるので動くんですよ」 「ほら、このとおり」と杉山さんが壁を指で押した。 壁は見事に動いたのである。 何たる錯覚!! 途端に気分は正常に戻った。 出番が来て舞台に一歩踏み出したあとは、無我夢中の時が過ぎた。 まあ、大過なく終わったようで、本番と云うのはこういうものかとつくづく思ったのである。
 しかし、他の出演者は皆素晴らしく、練習の過程では想像出来ない程の出来栄えであった。 特に子狸たちの動きやタイミングの良さは見事であった。 印象に残るのは茶釜狸(石川さん)母狸(田沼さん)骨董屋(江原さん)の皆さんの熱演と優れたキャラクターは正にはまり役と云うべきものであった。 芸達者の亜希子さんの活躍も光っていた。 私の側に居てくれた二人の小僧(泉ちゃんと矢島さん)はとりわけ真剣そのもので、練習では見せた事のない打ち込み様であった。 和尚が茶釜狸に驚いてひっくり返ったとき、かけつけて助け起こす場面では二人は息を切らしていた。 ハアハアという大きな響きを耳元に感じた。 私にとって感動の一瞬であった。
 また、背後を支える多くの出演者たちの協力が、成功の為の決定的な力となっていた事を忘れてはならない。 例えば暗転の都度、大道具を担ぎ出し入れする石像たぬき諸氏の奉仕的働きは、形容し難い崇高なものであった。 影の主役と云うべきであろう。
 今回の事業を通して、制作指導に当られた伊藤眞由美、達生御夫妻、小池静香さんの卓越した企画力と指導力には頭の下がる思いで改めて賛辞を送りたい。 加えて、音楽スタッフの須藤幸子氏には、私の馴れない歌唱を生かす為、何回も編曲を重ねて頂いた。 有り難い事であった。
 関係者一同が、一つの心になったとき舞台は必ずうまくゆく。 そして私の人生にも新しい一つの歴史がうまれたようだ。 合掌。 (田浦浩

ミュージカルとの出会い
 小さい頃から歌って踊る事が大好きだった娘には、思いがけない出会いでした。 高崎に引っ越しをして来たばかりの出来事でミュージカルと言うより、一人でもたくさんの人とお友達になれればと言う親の願いもあったのかもしれません。 三ケ月のレッスンの間には、本人にしか分からない辛い事、楽しい事、たくさんの経験をした事と思います。 本番直前には、親子で緊張した事を今でも覚えているほどです。 ミュージカルがはじまり、かわいい子ダヌキを演じている娘の姿を見た時は、ハラハラドキドキしながらも涙をしてしまいました。
 ぶんぶく茶釜のミュージカルを通して他では学ぶ事のできない一生の宝物を得る事ができました。 今では、娘はエルムの大ファンです。 又、この様な機会がある際には、是非、参加させて頂きたいと思います。 伊藤先生をはじめ、皆様方、本当にありがとうございました。 (稲山桂子

はじめてのミュージカル
 わたしは、初めてミュージカルに出て、とても楽しかったです。 セリフは一回しかなかったけれど、一番最初だから、こんどは、がんばろうと思いました。 十二月二十三日は、役になりきれて、終わった後は、スッキリしました。 また、きかいがあれば、やりたいです。 (稲山任紀

 今回、Elmミュージカリー「ぶんぶく茶釜」に参加させたいただいた江原親子です。
 一般公募からの参加でした。 開始当時は親子共々オタオタしていた気がします。 自分は「骨董屋」、子供は「子だぬき」という役をいただきました。 1ヶ月、2ヶ月と練習を重ねておりますと毎週日曜日の練習が生活の一部となり、漠然とですが「必ずイイ舞台にするゾ!」なんて思うようになっていきました。 だんだん皆と仲良くなっていくなかで12月!もう12月、いよいよ本番の月がやって参りました! 今思えば「ああ時間が無い!」「うおー!年末!」とかバタバタしておりましたが練習回数はあと少し、なんか「ちょっと寂しい」気持ちもありました。 ・・・本番当日・・・。 ・・・色々言葉を並べたいのですが「楽しかった!!」この一言です。 「楽しかったョ!」。
 先生、皆さんお疲れ様でした! (江原隆嗣

 おもしろかった。 はじめてのおけしょうが、くすぐったかったです。 また、おしばいをしたいです。 (江原望海

 「大丈夫かな?」 主役に選ばれた時は、無知だった事もあって喜んでいたのですが、練習を重ねていくにつれ不安の方が大きくなっていきました。 その不安は見事的中しましたが・・・・・。
 台本を読んで、自分で「こうだ!!」と思い演じていたのが何回もダメ出しされた時・・・。 ショックでしたね〜。 演じる事が簡単だと思っていた自分がバカでした。 何も知らない、て幸せですね。 でも、演じる事に正解なんてなくてどれだけ見ている人に理解してもらえるように喜怒哀楽を全身で表現できるかなんだと自分の中で解釈してからはすごく楽しくなりました。 人前で歌を歌うのも快感だったし、やってみなければわからないことってたくさんありましたね。 本番は緊張してほとんど覚えてないですが、体力的にかなり限界だったので今は肉体改造に励む毎日です。
 伊藤先生、小池先生には大変お世話になりました。 あのスパルタ?指導も今となっては懐かしいです。 Elmの皆さんもいろいろなイベントをこなしながらだったので、本当に大変だったと思いますが、いろいろな面で支えていただき、ありがとうございました。 一緒に公募で応募してきた人達とも互いに刺激し合いながら頑張れたし、子供達は様々な面で救いになりました。 道具も素晴らしいのを作っていただいたし、いろんな人達が集まって一つの事をやるって感動モノですね。 今回は、本当に充実した日々を過ごせたと思います。 ありがとうございました。
 それにしても、会場大きかったな〜。 (石川裕之

 「12月にぶんぶく茶釜の劇をやるんだけどお父さんも出てみない?」 「えっ(緊張するから無理だよ…)」 「一緒に出ましょうよ。 はい決まり!」 「(決まったんだ…)」 「じゃ宜しくね!」 「はい(あっ、はいって言っちゃった…)」と言うことでぶんぶく茶釜に出る事になりました。
 仕事的にも、一人で居る時間が多い為、皆で集まって何かをすると言うことは、とても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
 舞台から見る客席はとても小さく、一番後ろに居る人の顔まではっきり見えました。 「舞台での練習は本番当日だけなんだ…」 少し不安でした。 その上、出演していない時は、裏方として小道具の出し入れや配置換えがあり、リハーサルでは場所を間違えたり、時間がかかり過ぎたり何一つうまく出来ずに開場の時間となりリハーサルが途中で終わってしまったのです。 不安はつのるばかり…。 しかし本番では、すべてにおいてうまく出来たのではないかと思います。
 今回、ちび達と一緒に参加出来た事は、3人にとっていい勉強になりました。 毎週、日曜日の練習は、週1回とは言え、遊びに行っても練習の時間までには戻らなければいけないなど少し大変でしたが、本番が終わり練習がなくなると少し淋しい気もします…。 がっ、今回、伊藤先生に「合唱の練習を日曜日の午後6時からやるので『見学』に来て」と言う事なのでちび達と一緒に『見学』に行きました。 練習が終わる時には、楽譜を持って歌ってる自分と、Elmの会費を払ってる(本人が書けと脅すので)かわいい奥様が居ました。 今度は合唱の方でお世話になります。 どーかひとつ宜しくお願いします。 (相徳洋一

 れんしゅうがたのしかったです。 うたがおもしろかったです。 「そっかー」がきんちょうした。 (相徳睦稀

 ぶんぶく茶がまのげきにでるのは、初めてだったからきんちょうした。 練習は、まだふざけたりしてもへいきだけど、ほんばんはふざけたりしゃべったりしちゃいけないからむずかしかったです。 またげきにでたいです。 (相徳涼那

 皆様とミュージカルに参加させて頂けた事、心より感謝致しております。
 日を重ねる度、お友達もでき、練習をとても楽しみにしておりました。 大きなステージでの本番も、「皆と一緒だから大丈夫!」という言葉をかけて頂き、強い気持ちで望めたようです。
 Elmの皆様が温かく受け入れて下さったお陰で、貴重な体験、そして、楽しい時と思い出を残す事ができました。 (川村利枝

 ミュージカルをはじめてならっておともだちがたくさんできてとってもたのしかったです。 (川村彩乃

ミュージカル「ぶんぶく茶釜」に参加して
 今回のミュージカルに参加させて頂き、本当にありがとうございました。 息子もこのような経験は初めてで、練習風景を見させて頂いた限りでは、本番はどうなることやらと内心ハラハラしていました。 しかし親の心配をよそに、みんな精一杯元気良く、自分の役を表現していたと思います。
 伊藤先生はじめ、関係者の方には大変お世話になりました。 息子もきっと良い経験になった事と思います。 内容こそ違いますが、私も小学生時代に校長先生を含めた先生と児童で演じた劇の事を思い出してしまいました。
 またこのようなチャンスが有れば、今度は是非親子で参加してみたいと思います。 最後にご苦労頂いた皆さんのご健康とご健勝を祈念し、お礼の言葉に代えさせて頂きます。 (桜井将太君のご家族)

 練習も舞台もみんなと楽しくできたよ。 でも、またやるのは、ちょっと恥ずかしかったので、もういいかな? (桜井将太

 幕が降りた。 舞台を駆け降りて来た子供達は一様に「楽しかった!」 「もっとやりたい!」と興奮気味。 どの子の顔も達成感で一杯の笑顔、また笑顔。 本当に貴重な体験をさせて頂くことができ、ELMの皆様には感謝の気持ちで一杯です。
 毎回練習のたび“素人の子供達がどこまでできるんだろう?”と不安をつのらせておりましたが、当の本人達はそんな不安をよそに、のびのびと楽しんでおり、時には3時間に及ぶ練習にさえ弱音をあげる事なく最後までがんばり通しました。 回を重ねるごとに父だぬき、母だぬきとの連携も取れる様になり、なかなか味のあるたぬき親子になっていたのではないでしょうか。 和楽器のオリジナル曲も素晴らしく、暖かく楽しい舞台となり、音楽の楽しみの新たな型を子供達に示して頂く事ができ、とても満足いたしております。
 いつもやんちゃな子供達を優しくご指導くださいました伊藤先生、小池先生を始めとして、見守ってくださったELMの皆様、本当にありがとうございました。 (中西美香

 歌ったり、おどったり、大きな声を出したり、たぬきになりきって楽しかったです。 ありがとうございました。 (中西みちる


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Elm歌曲研究会