第6回定期演奏会

感想

中野拓大(お客様(非Elm会員))
 先日は演奏会に誘ってくださってありがとうございました。
 中田喜直というと、中学校の音楽の時間で習った「夏の思い出」など、なじみの深い歌ばかり印象に残っていたのですが、今回、本格的な歌曲の世界があることを教えていただき驚きました。 私はふだん声楽自体あまり聴かないのですが、中田氏の歌曲が西洋歌曲とはまた違った日本的叙情を曲の中に盛り込んでいることに驚きと魅力を感じました。 例えるなら、アンデルセン童話中の「人魚姫」の話が、小川未明童話集の「赤い蝋燭と人魚」のように同じ人魚を題材としながらも全く違和感なく日本的な物語になっているようなものでしょうか。
 今回公演された方々はもちろんのこと、最後に歌われた会場の方々に至るまで歌のレベルの高さにびっくりしました。 我が辞書に群馬名物として、空っ風カカア天下に加えて「歌もうまい」と付け足しておこうと帰京がてら思った次第です。

大塚亜希子(ピアノ)
 今回、内容的に深いものが多かったのですが、私が演奏した曲目は割合軽い曲があり、楽しかったです。 中田喜直の作品は伴奏の部分も大変面白いので、もう一度よく勉強し直したいと思います。
 いつもの事ながら、手伝ってくれたスタッフの方には、大変感謝してます。 お疲れ様でした。

鈴木鮎美(ピアノ)
 「あ〜終わったぁ!!!」と定演直後は、まずホッとしました。 ここに至るまでどんなに大変だったか…。
 中でも一番頭を悩ませたのは、『愛を告げる雅歌』でした。 練習の段階でも大変でしたが、本番では暗闇で『マチネ・ポエティク』を挟み7曲連続演奏したので、一つひとつに集中して気持ちを込めるのにさらに苦労しました。 その甲斐あってか、いろいろな角度から演奏・演出共に楽しめる良いステージになったのではないかと思います。
 何とか無事に終演できたことを本当に嬉しく思います。 また趣向の違ったステージにも挑戦したいです。
 次の定演は、誰の、どの様な作品を演奏することになるのか、期待と不安で今からドキドキしています。



Elm歌曲研究会